地域活性化(観光振興支援)事業 ご紹介


◆事業の要旨

 地方創生が叫ばれる中、ITCYでは国の力に頼るのではなく、地域自らが考え、実行すること

が大切と考え、明治維新150年に向けて様々な観光施策を掲げている山口県において、ITを利

用した観光振興の面から地域活性化の支援をする(お手伝いする)ことを、組合の事業として

取り組むこととしています。


 ITCYでは、事業の第一弾として、全国500地域で利用されている汎用観光スマホアプリ「ふらっ

案内」を活用して、スマホで観光案内するサービスをITCYの事業として萩市から行なうことにし

ました。今後、各自治体ならびに商工団体、地域企業との関係を深め、各店舗のホームページの

見直しから、最新のITを利活用した企業の活性化まで、幅広く支援を行なっていく計画です。


◆ITを利活用した地域活性化とは(ITCYの基本的考え方)

 

 IT利活用は何も民間企業だけに限った話ではありません。国や自治体も今やITなくして住民
サービスも業務も進みません。いかにうまく金をかけずに効果を最大化するかが課題となって

います。
 海外から来られる観光客のことを考えますと、日本のキャリア(通信会社)に加入していない多
くの方々にとって、WiFiでインターネットが繋がることが必要条件ですし、外国人に限らずスマホ

等の充電がどこでもできる安心の環境も必要です。国内でのマイナンバー制度がスタートすれば、

マイナンバーカードさえあれば、地域の交通機関、観光施設などで、カードをかざすだけで用が

足せる 環境を整備する、あわせて県内でポイントをためていただき再来県するときに特典がつく

など、ITを活用したサービスの提供を行うことで、来て良かったと感じてもらい、山口県ファンを増

やすことが必要です。
 スマホを使えば、ホームページのように観光情報の垂れ流しではなく、個人情報の問題をクリア

しつつ、スマホから顧客のメールアドレスを無理なく集め、観光案内のメルマガ発行や、抽選会な

どを開くことも可能になります。スマホなら、アンケート用紙を印刷することなく、企画すればすぐ実

行できるなど大きな運用上のメリットも得られます。
 このような企画を、我々ITCYが皆様と一丸となって、支援してまいります。


◆スマホアプリ「ふらっと案内」を活用した萩市での事業

★萩市内のお店で配付しているリーフレット(案内ちらし)

  萩の方は自由にダウンロードして、観光客や地元の方にファイルや、紙に印刷してお使い下さい。

  飲食店ではメニューと一緒にお出し下さい。A4画面でラミネート加工すれば使いやすくなります。

  ホテル・旅館では、フロントや各客室に印刷物として置いて下さい。

 

                  ※画像上をクリックするとダウンロードできます。


★店頭に展示するステッカー、設置する看板の例


★活動の記録

2012年01月30日 萩市へスマホアプリ活用による観光の活性化提案    
2012年07月01日  「ふらっと案内」活用による実証実験開始
2012年12月02日 「萩城下町盛り上げ隊」加盟(33店舗)の店舗情報登録が決定
2013年01月23日 「IT経営カンファレンス 2013 in 山口」を新山口で開催
             >>NHKテレビのニュースでも放映
2013年02月02日 萩市および萩市観光協会から観光データの提供が決定
2013年04月14日 萩市素水園にて、開通式(カウントダウンイベント)開催
  「ふらっと案内」を活用した「萩城下町・街歩き」サイトスタート
             >>萩での開通式の様子
2013年06月30日 「スマホ観光案内サイト「萩城下町・街歩き」活用セミナー」を開催
             >>萩でのセミナーの様子
  セミナー参加企業のうち10企業の店舗情報登録が決定
2013年10月06日 「萩が舞台のNHK「はじまりの歌」」サイトスタート
2014年02月17日 「萩の明治産業革命遺産」サイトスタート
2014年03月16日 「夏みかんのある風景」サイトスタート
2015年01月08日 NHK大河ドラマ追走「おっかけ花燃ゆ」サイトスタート
2015年02月 ~ 「萩城下の古き雛たちスタンプラリー(地理案内用)」サイトの実証実験
   04月03日  
2015年06月28日 萩市観光協会加盟全店舗(400店舗)の登録が決定
2015年10月03日 スマホで萩観光、「着物ウィーク in 萩」 協賛カウントダウンイベントを開催
             >>ご案内チラシ

 

◆山口県、市町(県外含む)への提案

ITCYとして様々な自治体等への提案活動を行なっていますが、ここでは公開はできません。

 

課題として浮かび上がっていることは、県を含む各自治体が様々な独自観光アプリをお金をかけ

て開発していることで、独自アプリであるがゆえに、他の地域と連携した観光案内(例えば地域を

またいだスタンプラリーなど)ができないことです。
ITCYの事業の元で「ふらっと案内」を活用すれば、(相手方との交渉が必要ですが)、同じ「ふらっ

と案内」を使用している地域との広域を繋い観光案内だけでなく、スタンプラリーなどイベントの

実施もできます。

 

是非、ITCYの提案をお聞きください。